3-1.地域の種類

 東京近辺の人から見て、典型的な所として、軽井沢、箱根、蓼科、那須、伊豆、富士五湖、八ヶ岳南/西面(大泉高原、富士見高原、原村)、房総、三浦半島、その他(多摩、秩父、道志、・・・等の近間)がある。それぞれに特徴がある。前記有名別荘地の周りには、地域名は同じだが最近開発された別荘地が広がっている。その他にも別荘地は沢山ある。
 それとは若干趣を事にするが、地域開発のために地方自治体がやっている別荘地も沢山ある。その様なところはステイタスはないが自然を楽しめるところが多く、むしろ穴場である。

 人の集まるところや文化設備の整ったところが好きな人やステイタスを重んじる人、自然な山奥がよい人などによって地域の選択の仕方は全く異なる。
 元来別荘地はステータスから始まったと言っても良いほどであるから、山の奥なら何処でも良いというような人は未だ少ない。
 いずれにしても近代人にとって生活上の最低限の設備(水道、電気、燃料、道路、塵管理、汲み取りサービス、冬は除雪、下水は浸透式が多い)が有ることが必要条件である。そのため中身はともかくとして名前は別荘地となる場合が多いのである。

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