4-02.景観との関係

 一般に別荘を周りに持つ山は裾野が広い場合が多い。裾野は畑から森林地帯に続いている。従って別荘は畑が途切れた森林地帯となる。そこは山の中腹であり、住み易い南斜面を選ぶと、山が背中になるため山の景色は窓から直接見えないことが多い。北側を開けると冬寒いし、小屋の使い勝手が悪くなる。山頂が南に見えるためには北斜面の別荘地を選ぶことになる。そうすると日照時間が短くなることがある。  こんなことから昔から別荘は景色の良い北向きに建てても良いとされている(主に避暑を想定しているが)。また窓からの景観は有名山岳風景でなくても、夏涼しく、外に出ると景色がよいと言う別荘地も普通である。山を背中に背負った南斜面は雄大な広がりを楽しめる場合が多い。  八ヶ岳の南斜面の小淵沢、西南の富士見高原別荘地は、八ヶ岳を後ろに背負っているが、南に甲斐駒岳を中心に南アルプスが堂々とそびえている。従って雰囲気は八ヶ岳で、景色は南アルプスとなる。更にここは窓から富士山が見える場所が多い。このような場所は他にあまりない。  また、山は連峰を成し、結構入り組んで凸凹しているので枝分かれの尾根の南面で且つ主峰が見えるところも沢山ある。  軽井沢では平坦地が多く、一階は木が茂っていて見えないが二階から浅間山が見える場所は多い。

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