さわくるみ

 山地の谷筋などに良く生える。幹は直立して、高さ30m位に成り、樹冠は卵状球形。
樹皮は暗灰色でやや深く裂け、古くなるとはがれる。五月頃開花する。雌雄は同株。
雄花序は長さ5〜10cmで新しく伸びた枝の基部から垂れ下がり、淡黄緑色の雄花が多数つく。
雄花には雄しべが約10個有る。雌花序は本年枝の先から垂れ下がり、雄花序より長い。
雌花の花柱は2個。柱頭は赤く、突起が多い。
雌花序は花のあと伸びて長さ20cm〜30cmの果穂になる。
果実は長さ8mmの堅果で、2個の小苞が大きな翼状に成って残る。

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