8-13.断熱材

 最近は二重断熱構造の建物が出てきた。またその間に空気を強制的に循環させるソーラーサーキット(外断熱二重通気工法)も出てきた。これらは工費が10~15%位高くなるが一年を通じて温度差が少ないので快適である。これまでの工法では断熱材は建物の内側6面全てに設置しないと効果が薄い。特に屋根は緑や黒色を多く使うため夏暑くなるので屋根裏の断熱材、空気抜きは重要である。但し空気抜きを通じて虫、小動物が入らぬよう工夫が必要(暖房の項参照)。屋根裏の熱貫流は20%程度と言われる。即ち、屋根裏に断熱材を貼れば、燃料が大雑把に20%倹約できることになる。
 なお好みの問題であるが、屋根を銀色に塗って夏の暑さを防いでいる家もある。

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