21-1動物

  かめ虫、ヤスデが周期的に大発生する。屋内に入らぬよう対策を十分にする(外との隙間を1mm以上作らないこと、よほど注意しないと大工は無頓着故隙間が残る)。蜂も沢山現れる。
ヤスデは2007年が当たり年で7年周期(前後一年も)で発生する。かめ虫は2年周期とも言われるが、実際には毎年出る。

1)カメムシ対策、例えば玄関三和土と上がり縁の木の間に隙間が出来ていることがある。室内の縁の下へ向けての隙間を全て潰すこと。電気配線のボックスや照明器の線の引き出し口に孔がある場合が多い。風呂場の換気扇は外や内から網を張ること。キチンの換気扇も注意(多くの場合網が貼ってあるが)。
・屋根の空気抜きから入るかめ虫を避ける方法は殆ど無いが、天井の隙間などを埋める必要がある。天井板は、重ね構造になっている場合が多いので、端に穴が出来ている。これもパテで埋めると良い。
・縁の下の越冬虫の殺虫をしっかりやる(スミチオン)。これが最も効く。
・敷居とフローリングの間が1ミリ空くこと有り。床下からコーキングで埋める。綺麗に出来るなら上から埋める方が確実。下から埋めると逃げ口がある場合、分からない。透明コーキングがある。
・コーキングはプロ用の大きな筒単位で買うこと。またコーキングを押し出すガン(2~300円程度)も必要。やや高価なガン(1500円)が使用直後に垂れなくて結局は得。コーキングは案外大量に使うものである。
・カメムシなどは、アルミサッシの敷居の隙間から入るらしいのでしっかりしたサッシを選ぶこと。

2)ヤスデ対策によい薬がでた。粉末で、家の基礎の周りに散布しておくと発生と同時に全て死ぬ。2000年9~10月が大発生予定であったので、撒いておいたら全て死んでいた。7年周期と言うが8年説もある。次の発生は2007年であったが、7年前の薬が効いたのか、2007年には全く発生しなかった。

3)雀蜂に注意。早めに薬などで巣の処理をする(下手に殺すと集まってくる)。
飛んでいるときには、体などを動かさなければ大丈夫。スズメバチ捕獲のためペットボトル利用の容器の作り方が本などに紹介されている。
・ジュースの空き缶をおいておくと集まるので注意。
・雀蜂退治をプロに任せると2、3万円取られる。
・通常のアシナガバチ程度の場合は、巣ができ始めの時に長いノズル付きのゴキジェットをかけると効果抜群である。

4)蟻も木材を喰うので常に見て、蟻/蜂専用殺虫剤を掛ける。蟻は強烈で、生きている落葉松でも、根っ子付近の皮の下を掘って枯らす。

5)蛇は寒冷地には殆ど居ないが、1200mの八千穂で数回「やまかがし」を見た。また標高2000メートル以上の麦草峠でも一度だけ種類不明の蛇を見た。
・更に、1000m近辺で猛毒のマムシも居ると言うが見たことはない。

6)何か分からずに良く刺されて一ヶ月もかゆいことがある。ぶよは居る。蚊は初期の頃居なかったが、最近は居る。蠅も居る(以前は居なかったが、永住者が近所に居ると出てくるようである)。蛾も種類が多い。
・先が開いたサンダルなどで裸足で歩かぬこと。知らない間に刺されて大きくはれる。

7)鳥の餌付けは窓際でも良い。餌はヒマワリの種が主、ホームセンターなどで1kg単位で買っても良いが、農業用具専門店で10kg単位で買うと40%引きになる。行く頻度が高いと一年に10kg程度必要、給餌は虫の少ない
11月から4月まで。
・自動給餌器も売っている。一リットル位入り、一週間ほど保つ自動給餌器がある。鳥が食べると自動給餌する餌台である。自分で作ってもよいが、常に餌があることが鳥を集めるコツである。

8)夜の蛾は誘蛾灯も良いが、明かりの漏れない雨戸を閉めてから電気をつければ被害が少ない。ガラス窓が有るからと安心していると、蛾がぶつかってガラスがひどく汚れる。

9)落葉松を中心に葉を食い荒らす毛虫が2002年?に大量に発生した。太い落葉松が何本か枯れた。落葉松の幹に殆どびっしりと這っていた。地面にも大量に這い回っていた

カテゴリ